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負荷運転・内部観察・予防的保全策の違い

総合点検では、発電機が実際に電力を出せるか(運転性能)を確かめます。その方法が負荷運転か内部観察で、予防的保全策を講じていると周期を延ばせます。

3 つの違い

方法何をするか建物側への影響掲載業者
負荷運転(擬似負荷)負荷試験機を発電機につなぎ、定格出力の 30% 以上の負荷で運転して性能を確かめる試験機の搬入・設置場所と接続作業が必要。建物の停電は伴わないことが多い72 社
負荷運転(実負荷)建物の設備に実際に給電して負荷をかける停電・設備の切り替えが必要になることが多く、30% 以上の負荷を確保できないこともある10 社
内部観察過給機・燃料噴射弁・シリンダー摺動面・潤滑油・冷却水などを分解・観察する負荷をかけずに行える。分解・組立の作業時間がかかる27 社
予防的保全策予熱栓・点火栓・冷却水ヒーター・潤滑油プライミングポンプなどを確認し、決められた時期に交換する講じていれば、負荷運転・内部観察の周期を延ばせる30 社

点検の周期の目安

非常用自家発電設備の点検の周期
点検6か月1年2年3年4年5年6年
機器点検●●●●●●●
総合点検●●●●●●
負荷運転または内部観察(通常)●●●●●●
同(予防的保全策を講じている場合)保全保全保全保全保全●

● は実施の年。「保全」は予防的保全策として毎年確認・交換を行う年。機器点検は 6 か月ごと(表では各年に 2 回のうち 1 回を表示)。ガスタービンの発電設備は負荷運転が不要とされているなど、設備によって扱いが異なります。

依頼のときに確かめること

  • 前回の負荷運転または内部観察の実施年と、予防的保全策を講じているかどうか(点検票の記録で確認できます)
  • 発電機の定格出力(kW・kVA)、電圧(低圧・高圧)、設置場所(屋上・地下・屋外キュービクル)と、試験機を置く場所・搬入経路
  • 停電の要否と、テナントや入居者への周知が必要か
  • 報告書・点検票の作成と、消防署への提出まで頼めるか

出典

この記事は法令・消防庁・各消防本部などの公式ページをもとに 非常用発電機点検ナビ運営事務局 が整理したものです(確認日 2026年10月18日)。個別の建物での点検方法・報告は、所轄の消防署や点検業者に確認してください。